銀行評価済物件を視察(その１)

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少し前の話になります。

過去に問い合わせした不動産会社さんから不定期に売り物件情報が
届くのは常ですが、その中でちょっと気になる物件がありました。
それは、物件概要の末尾に「銀行評価済み」と書かれている物件でした。

よくあるパターンが、よんてんごぱー（9月までは、さんてんごぱー）銀行の
「フルローン可！オーバーローンも可！」
みたいなウリ文句の物件情報ですが、コレはソレとは違います。
つまり「住宅ローン」の延長パターンではなく、別銀行による
「事業資金」としての融資評価済み物件です。
こういう物件情報は、希望エリア内ではなかなか出てきません。
もしかして、私は初めて見たかもしれません。

こういう評価済み物件情報が存在する理由は、以下に大別されると
思います。
１）不動産会社さんが物件情報を金融機関に持ち寄り評価したもの
２）任意売却に向けて金融機関が事前評価したもの
３）その他
今回の場合、私は「２）」と予想しまして、結果的に当たっていました。
つまり、某金融機関から借りているオーナーが破産しそうなので
同じ金融機関から借りて購入した物件を、売却して補填しましょうと
いう流れでした。
当然ながら、こういう物件情報は手間が掛からずにとても楽です。
その代わり、物件自体の価格交渉は難しい場合が多く(既に物件の
評価は決定している為)、諸費用まで融資希望したり、融資期間を
延ばしてもらう等の余地が残っている程度かとおもいます。

物件自体の場所はやや遠方ながら許容範囲であり、融資対象エリア
としても居住区が該当するようなので、情報を受け取った数分後に
電話して内見のアポを取りました。
長くなるので、続きは分けて書きたいと思います。

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