入居者が逮捕されました(その４)

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シリーズモノ（？）の続きです。

■入居者が逮捕されました(その１〜３)
http://d.hatena.ne.jp/mikawajin/20150220
http://d.hatena.ne.jp/mikawajin/20150221
http://d.hatena.ne.jp/mikawajin/20150226

今度は、国選弁護人の方へ電話です。
弁「はい、○○法律事務所です。」
三「三河人と申します。お世話になります。
　　Ｂ先生が居ましたらお願いします。」
弁「はい、少々お待ち下さい。」

（数十秒後）
Ｂ「はい、Ｂです。」
三「三河人と申します。お世話になります。実は…」
と、事情を説明し、退去して欲しい事をＡ氏へ伝えてくれないかと
お願いしました。
すると、
Ｂ「うーん、私はＡ氏の国選弁護人の立場なので、Ａ氏を
　　守る立場にあります。
　　なので、Ａ氏が出所／釈放された場合の居住区を確保して
　　更生を手伝う立場にあります。
　　だから退去を促す事は…。」
と、退去に否定的でした。

弁護する側としては当然なのかもしれません。
でも、私も大家として不利益が生じている訳ですので、退去を
してもらわないと困ります。
三「でも、Ａ氏は生活保護者なので、出所／釈放されても
　　今後、家賃を支払う能力はありません。
　　まして、生活保護を打ち切られているので、尚更です。
　　大家としては、少しでも早く退去してもらわないと
　　困ります。」
Ｂ「えっ、Ａ氏は生活保護者なのですか？！…知りませんでした。」

Ｂ先生は、国選弁護人として着任したばかりで、Ａ氏との接見も
数回だったせいか、Ａ氏の立場を詳細に把握していませんでした。
ここから形勢が変わりました。
Ｂ「そういう事でしたら、三河人さんの言い分も解らないでも
　　ありません。
　　Ａ氏に一度、聞いてみます。」

やった、なんとか伝えてもらう事になりました。

ただ、ここからまた長く続く事になりました…。

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