入居者が逮捕されました(その８)

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続きです。

■入居者が逮捕されました(その１〜７)
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家に帰ってからも、色々と考えました。
「こんなに弁護士費用を払うしか、方法が無いのか…」
もう少し、何かないか調べてみる事に。
改めて、知り合いの不動産会社さんに何件か相談しました。
その中で
「知り合いの司法書士さんが、そういった事例を扱ってくれるかも」
という情報を入手しました。
その司法書士さんは、訴訟関連の資格を持っているので
対応出来るのではとの事。

早速、紹介頂いた司法書士さんへ相談。
結局、引き受けてくれるような話の流れにはなりませんでした。
っていうか、メンドくさそうでした(;´Д｀)＜ｱﾀﾘﾏｴｶ…

ただ、一つアドバイスを頂きました。
「大家さん側の『負け』みたいになるかもしれませんが
　お金を渡して出て行ってもらうのはどうでしょうか？」
確かに、その線は考えた事がありました。
当初、訴訟でキッチリ社会的制裁を与えたいという思いと
これまでのドタバタの中で、選択肢から外していました。
「弁護士に依頼する前の最終手段で、一度交渉してみるか…」
そう思い直し、国選弁護人のＢ氏へ相談しました。

三「…という訳で、いくらか渡すので、荷物処分＆退去に応じて
　　もらいたいと伝えて欲しいのですが」
Ｂ「そうですか。いくらくらいと伝えれば良いですか？」
三「では…○○万円はどうでしょうか？」
Ｂ「いきなりその金額ではなく、○万円で話を持っていきますね。
　　最終的な落とし所として、○○万円まではＯＫという事に
　　内々でしておきましょう。」
三「解りました。そうして頂けると助かります。」

こうして、最終交渉に望む事になりました。
コレでダメなら、もう弁護士に依頼して訴訟する覚悟でした。

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